Ark/Looseの制作日記

ゲーム攻略とゲーム制作をするなにか

東京ヴェルディ 2021年展望

ブログ作った当初はあまり書く気はなかったけど、自分の考えを整理する意味でも書いてみる。

 

2020年シーズンオフのヴェルディは色々ありました。

多くはネガティブな話題ですが、良いところも少しはある。いやどう考えてもマイナス方向振りきれてるけどさ。

ヴェルディのファン歴10年くらいの私が、なんとなくで来シーズンのスタメン等を考えつつ、そこらへんについては触れたらキリがないので最後の方に少しだけ。

 

スタメン予想

 

f:id:ark-loose:20210124141333p:plain

ヴェルディスタメン予想(永井監督風) 

殴り書きスマソ(以後も略称略)

去年のフォーメーション・起用方法を基にスタメンを考えました。

私個人的には文句大アリですが、とりま。

 

FW

公式の背番号発表資料では3人しかいません。MFの中にWG的ポジションは結構いますがね。

純粋なFW登録の「端戸、佐藤(凌)、山下」の3人に求められる役割は多く、特に端戸・佐藤(凌)が機能しなかった場合、チームとして成り立たなくなる危険性があります。ゼロトップは考慮外。

 

怪我さえなければ端戸のスタメンはほぼ濃厚。山下もWGでスタメン濃厚です。

ちらほら端戸を軽視している方を見受けますが、現状ヴェルディの中で得点嗅覚が優れているのは端戸だと思います。端戸が怪我せずまともに働けていた時期は勝率良かった印象。数少ないポストプレーが出来る役割と言うのも期待したくなる要素。

 

ルーキーの佐藤凌我に結果を求めるのは酷ですが、彼が去年の山下のように結果を出せば頼もしいのもまた事実。練習試合で得点したと言う噂(非公開TMなんだけどなぁ)もあるので、期待するに越したことはないでしょう。

 

右WGは、メインで山下、一昨年トップスコアラーの小池が出てくるでしょう。小池は元々器用なタイプではない印象があるので、右SBあたりも兼務で使えると、本人の選手寿命も延びそうだと思っているのですが、どうでしょう。

山下のオフザボールや嗅覚はユース勢にない感覚だと思うので、しっかり彼を活かして欲しいです。正直今シーズン残留してくれただけでサポーター土下座ものよ。

 

問題は左WG。予想では梶川を挙げましたがまだまだ未知数。昨日の新体制会見では、アンカー(リベロボランチ)とフロントボランチ(IH)のポジションだと言っていたようですが、私的にはアンカーはねーわ。

以前の梶川は体力が90分持たず、フィジカルもペラペラ。日本代表の岡崎みたく走り回ってハードワーク(体力が持つとは言ってない)をしてウロチョロしている時が一番輝いている気がするので、なるべく前で使いたいです。永井システムでIHやるフィジカルなくね?

他候補はIHの面々+新井、松橋、もしかすると左SB勢もか。

新井、松橋が結果を残せればそれでいいのですが、誰が来てもフィットするまで時間がかかりそうです。質の良い競争はジョーカーをベンチに置けるも同義なので良い事なのですが、質の悪い競争は交代枠の無駄にしかならないので、質の良い競争を望みます。

 

MF(OMF)

ヴェルディではフロントボランチとか呼ばれてますが、面倒なのでここではIHと呼びます。「佐藤(優)、森田、井出」が中心となり、梶川、持井、山本あたりが次点か。

個人的には3人とも信頼してないんですけどね...持井、山本、阿野を積極的に育成していきたい。

 

佐藤(優)はジョーカー的ポジションでPA内に関われると面白いのですが、ボール回し中に降りて来て前線の動きが遅延するシーンが度々目撃されます。守備に戻って助けられたシーンはよくありましたが、司令塔的な動きは求めてないのよ。

フィーリングだけで蹴っているのか、井上潮音や中後おじさんと比べると、致命的なパスミスをやらかすイメージ。いやおじさんは守備が致命的だったけどさ。

 

森田はフィジカル鍛えろ。ユースの時から言われてない?シーズン後半にスーパーゴールあった気がしますが、あれを当たり前のようにして欲しいしセンスはあると思う。

しかし、彼はプレー・センス云々の前に、フィジカルのなさで全てを台無しにする可能性がるのでまずは鍛えろ。そしてそれはあくまでスタートラインだ。な、渡辺元キャプテン?

 

井出はどうしても前田(直)や高井とイメージが被る。なんとなくどういうプレーするのか、先に読めてしまう。悪く言えばヴェルディ時代の中島の劣化みたいなプレー。

泉澤くらいドリブルを極めるか、中島みたいな視野(とパスを出せる体使い)を鍛えないと、数字は期待できないと思う。意外とWGの方がプレーしやすそう。

 

持井、山本、阿野にも期待してます。持井・阿野は実際のプレーを見ないとわかりませんが期待はする。持井はメインポジションがSHだったと思うのですが、新体制発表ではIHについても好意的なコメントを残していたので一安心。WGよりもIH出来た方がプレーの幅は広がるだろうしね。

阿野は学生だからスタメンは難しいかな。

 

山本に関して勘違いされている方がいると思いますが、ユース時代はDFよりIHっぽい位置でプレーしていました(と私は聞いた)。なので、SBを守れるに越したことはないですが、本職ではないだろうと言う目線で見ないといけません。

現状澤井...もとい澤田くんのような器用貧乏感が否めませんが、中盤でいろんな役割をこなせるプレイヤーになって欲しいです。ハードワークするよりバランサーのような立ち位置でしょうか。目標となる選手が思いつきませんが、それだけポテンシャルを秘めていると解釈しましょう。新しいタイプの選手像を作り上げて欲しいし、チーム全体で盛り上げて欲しいところ。

海外選手よくわからんけど、サネッティとかみたいな守備的なポジションどこやらせても信頼できるような柔軟性は磨いて欲しいですね。 インテル長友を見ていた時はどうもお世話になりました。

どっかで見た山本家のコメントでは、外行く気配ないそうです。(生活能力の話だっけ?)しっかり育成していけ

 

MF(DMF)

アンカーはアンカーでちょっと考えることが多いので、見出し分割。あと理仁のせいで書きすぎた

 

北Qで実績のある加藤が中心となることは容易に想像できます。私は加藤選手のプレーよくわからんのですけどね。

加藤、山本で回していくんだろうな、と締めたいところですが、そうは問屋が卸さない。別に梶川が文句を言いそうとかそういう話ではありません。梶川にアンカーはやって欲しくない理由がもう1つあります。DFもボランチ候補がいるのよ。

 

富澤は新体制発表で『ボランチで暫くプレーしていない』と言うので除外するとしても、深澤、安在、山口、福村、ンドカあたりもボランチがプレーできそうです。

特に問題なのが安在、山口、福村の左SB三銃士。普通ならスタメンで使いたくなるレベルの3人が同じポジションで被っているのです。どうした編成!?(ある意味ほめ言葉)

この3人については次の項目で詳細を語るとしても、何の気なしに加藤へ『スタメン確約おめでとう』とは言えないんですわな。実はFW並みに問題のあるポジションだったりするアンカー。左SBのとばっちりってだけなんですけどね。

 

DF(CB)

今シーズンは異常事態です。

ヴェルディなのにDFメンバーが豊富です!

ヴェルディなのに!!

Wアンザイ+井林畠中の時よりも、層という意味では厚いです。実力は...

 

CBは「平・ンドカ」でほぼ決まり。佐古くんが育成型で武者修行させられたので、馬場くんが育成枠。去年の近藤のような起用法で富澤が使われそうです。

 

佐古くん育成型期限付き移籍はなんやかんや英断ですね。じゃあンドカ取るなよと思わなくもないですが。

 

馬場くんはキローラン木鈴を思い出す体格から、木鈴ほど怪我しそうなもない体のバランス...高身長CBはいいなぁ!もう既に大怪我してんじゃんとか言わない

判断の遅さは昨シーズン終盤に露呈しましたが、あれなら経験量次第ですぐスタメン張れるでしょう。平と上手く世代交代できそうです。

 

ンドカはセットプレーに強いと聞きます。セットプレーに強いCB...井林、ヨンジ...スポンサーの方、フィギュアパートナー復活しません?

 

DF(SB)

左SBは「安在、山口、福村」3人もスタメン級が並ぶ恐ろしい事態。なお、面子的に奈良輪は右にコンバートすると思われ。

 

福村はスタミナ的にもバックアップ要素が強く、実質的な左SBの争いは安在VS山口と思われます。2人がドングリーズだったら福村が一気に出て来て左SBに居座るでしょうけど。

 

安在山口はどちらも複数ポジションできますが、山口は新体制発表のコメントからSBかWG(かSH)のサイドポジションとしてやっていきそうです。公式が山口の発言を『サイドバック』だと訂正しているのだもの。これを信じずなんとする。

 

一方安在は左サイドは勿論、ボランチ右WGも出来たはず。先程アンカー問題に触れましたが、福村山口以上にボランチ起用があり得るのが安在。プレー的に活躍できるかは不透明ですが、山口がサイド固定とコーチ陣が考えているのなら、安在に真ん中をさせてもおかしくはありません。右WGは山下がいるしなぁ。

しかし、安在はアンタツ含めて兄弟共々、「片足教」に入信(?)しています。

正直ボランチもあまりやらせたくないところ。山口も安在もサイドを自由に駆け上がらせたいのよ。んでカットインからシュート。あれ、WG井出いらなくね?

 

誰が起用されるかは蓋を開けて見なくてはわかりませんが、おそらく先程挙げた3人中2人は、同時期用されるんじゃないかな、と予想。

 

右SBがなぁ。「若狭、奈良輪、(消去法的に)深澤」、小池にもチャンスが巡って来そう。書くの疲れた。

正直、若狭奈良輪をベンチにおいやるくらいの活躍を誰かしてほしい。

実質ルーキーの深澤以外、守備力皆無なんですがそれは...攻撃はまあまあ良い

 

GK

マテウスが契約できるかわからなかったから、主力級のGK連れてきたら、マテウスが契約更新してしまいました。長沢くんかわいそう。昨シーズンのパフォーマンスなら、マテウス守護神2nd長沢でしょう。

柴様は引退すると思っていたら現役続行です。それゆえのGK4人態勢なのでしょうか。

GKも何気にレベル高い争い...なのか?

 

2020年オフの経営問題について

外野がとやかく言う話ではないかもしれません。

大まかな出来事を思い出してみました。正確な記憶でもないし裏もとってませんのであしからず。

 

---

・羽生前社長退任報道(シーズン中)

・株主が経営陣に「退任要求」との報道(上記のしばらく後)

・ゼビオの「新株発行権」問題や、

 それに関連する他スポンサーへの横槍問題(真偽不明)が浮上

・経営悪化によりスクール事業譲渡の噂(真偽不明)

・サポーター「お気持ち表明」の横断幕

・ゼビオ新株発行権行使、ゼビオがヴェルディを買収

・羽生前社長含めた一部経営陣退任

・しかし、旧経営陣退任時のゼビオ側のコメント、旧経営陣への謎条約、実は新株発行権を行使しない予定だった可能性の報道、など一件落着とは言えず。

・関係各所への無差別フレンドリーファイアの結果、アカツキCEOが非公式ながら「お気持ち表明」

・メインスポンサー3社にアカツキの名前なし。今後不明

---

 

もうどこから突っ込めば良いかわかりませんが、

個人的には、『致命傷レベルの時限爆弾を持っていた割には、最低限の被害で収まった』と言う印象です。

 

そもそもとして、私は羽生さんの退任報道が出てほっとした人であります。

昔の経営危機を乗り越えられたのは羽生さんのおかげでした。それはゼビオにも言える事。ただ、長く居座りすぎた。数年前からそろそろ羽生さん降ろさないとまた経営おかしくなるぞ言っていたら本当になってしまいました。第2のカルロスゴーンとは言いませんが、危うくそうなるところだった。

 

経営危機を乗り越えられた理由の1つは「新株発行権」と言う聞きなれない単語でしたが、噛み砕いていうならば、

『新株発行権と言う劇薬を使う事でゼビオを誘惑し、約10年余命を延長させた魔法』と言う風に私は解釈しています。詳しい事は知らん。

そして、そのおかげでヴェルディの発展を妨げた可能性も浮上してきました。

 

ISPSがスポンサーを降りたころだったか少し経った後だったか。ヴェルディの内情を暴露した話がISPSからでてきました。今も見れるんだったかな?

その話は当初妄言とかいちゃもんの類だと思っていましたが、今思うと、

『新株発行権の価値を損なわせないため、他のスポンサーが増資しないよう羽生さんかゼビオが横槍を入れていた』

と思えなくもないのです。真実かは知りませんが。

 

それが本当なら、「羽生さん長期政権からの脱却」「新株発行権(ゼビオ)呪縛からの解放」「経営安定化(スポンサー集め)」を同時に進めなくてはいけなかったことになります。羽生さんが居座っていた理由が新株発行権の可能性もなくなないですけど。

そういう意味では、まあまあの落としどころではないでしょうか。

新株発行権を使わせて、羽生さんが退任。アカツキはともかく大手スポンサーは残る...欲を言えば、アカツキに舵取りをお願いしたいけど、今言う事ではないか。

 

今後のゼビオの舵取り次第ですが、ユースは売却せず、選手補強もまあまあ。

羽生さん周りの選手が軒並み流出してしまったと言う大失態や、火に油なコメント、良くも悪くも株式会社的な情報開示など、悪い側面が今は多く見れらますが、

私は取りあえずこの状況を静観したいと思います。んで結論は結果で語ろうや。

 

理仁、山下が外に出て、アンカズが帰ってこなかったらマジでファン辞めるところでした。

...いや潮音チマ祥平(河野)の時点で相当深手を負ったけど。下手すると過去一番でへこんだけど。

せっかくいい選手が湧き出る、歴史と伝統を持った泉があるんだ。こんな泉を枯らせるようなことをしないでくれ。

 

以上、1人のファンの所感を、ひっそりとお送りしました。